2001.9.23 Sunday 9:16a.m. 初冠雪

9月22日朝、何気なく外を見たら、富士山が見えた。
それも頭が白くなっている。
初冠雪だった。
2,3日前までは真夏の暑さだったのに、急に涼しくなった。
涼しいのを通り越して肌寒いくらいだ。
台風が残暑を持っていってしまったのだろうか。
いきなり秋になってしまった。
最近、季節の移り変わりに情緒が感じられない。
昨日は夏なのに、今日は秋というような変化は、テレビのチャンネルを切り替えるようで味気ない。

2001.10.5 Friday 2:45a.m. 誕生日♪♪

むしむしと熱帯のような暑さが続くまいにちにうんざりした頃、ふと昨日とは違う空気を感じる。
どこからか金木犀の甘い香りが漂い、思わずあたりを見廻す。
夏の喧騒は何時の間にか影を潜め、虫の声が静けさを際立たせる。
そんな季節にこの世に生を受け、またひとつ齢を重ねる。
母はこの年齢の時に、初めての孫を抱いた。
いまだ私にはその気配はない。
秋の花、コスモスはとても好きな花だ。
楚々たる風情の中にしたたかな強さを持つ花。
ところがあろうことか、私の誕生花はホップだと友が教えてくれた。
無論、あのビールのホップである。
私を知る人たちの納得した顔が、目に浮かぶ。
ともあれ、無事にここまで生きてこれたことに感謝して乾杯!! 

2001.10.12 Friday 1:31a.m. 続 誕生日!

10月4日誕生日にいつもお互いの誕生日にプレゼント交換をしている社の女性からフラワーアレンジメントの花篭をいただいた。
よく見ると10種類くらいの黄色とオレンジ系の花でまとめてある。
とても可愛くて、暖かい花だった。
彼女といつごろからか、手作りのプレゼントを交換するようになった。
今年の春、彼女の誕生日には手作りが間に合わなくて、元さんの工房で買ったスカーフをプレゼントした。
彼女も結婚して忙しくなり、それで今年はお花にしたということだった。
お花というのもまたいい。
いずれにしろ、いくつになっても誕生日のプレゼントというのは嬉しいものだ。

2001.11.2 Friday 1:22p.m. 続々誕生日

誕生日からもう1ヶ月が過ぎようとしているが、もうひとつ誕生日プレゼントのお話。
別の友達からこの絵とケースをいただいた。
私は最近ビーズ手芸にこっていて、できたものを入れるケースが欲しいと言ったところ、このケースをいただいた。
本当は釣の道具などを入れる物らしいが、細かく好きなところで仕切れるし、ビーズのアクセサリなどを入れるのにぴったり!
本物の宝石と違って、宝石箱では似合わないし、小さい物を整理するのにスグレモノだ。
またどんどん作りたくなった。

2001.11.7 Wednesday 11:31p.m. エラチオール・ベゴニア

私の勤め先のビルの1階に花屋がある。
日に何度かその前を通るが、割に安くて良い花が置いてある。
ついこの間までコスモスがあったが、いつのまにかポインセチアに変わっていた。
季節を感じることができてなかなかいい。
今日は「エラチオール・ベゴニア」という鉢を買ってしまった。
鉢カバーつきで1800円という安さだったので、うちまで遠いけれど買った。
今日は立冬。
だんだん寒くなって色彩が少なくなるから、この赤の暖かさはいいものだ。

2001.11.21 Wednesday 0:01a.m. 花の写真

11月11日、父の3回忌を山口県小野田市にあるお寺で行った。
10日から出かけて11日に法事、そのあとは奈良と名古屋に寄り道して帰ってきた。
お墓の周りにあった奇妙な植物。
赤い部分は花ではなく、葉の一部が赤くなっているのだ。
一体何という名の植物だろう?
出発する時は雨だったが、旅行中はお天気に恵まれ、良かった。
これで一段落だ。
今年も私が育ったところを一回りしたが、たまたまお祭りだったため、驚くほどの人出で、らしくないので写真はあまり撮らなかった。 

2001.11.22 Thursday 1:29a.m. ふるさとの図書館

法事でふるさとに帰った時、私が生まれ育った場所を一回りした。
本が大好きだった父の影響で、私も小学校に上がった頃から、童話の本を読み漁った。
小学校の近くに町営の図書館があって、夏休みになると毎日のようにようやく乗れるようになった自転車で通った。
子供向けの本はそれほどたくさんなかったので、殆ど全部読み尽くした。
今は廃屋となってしまった図書館は、まだ壊されずに残っていた。
別の場所に新しい図書館はできていて、昨年はそこでふるさとの地名の由来を調べた。

 ふるさとの廃墟となりし図書館に幼きわれの影法師かな 

2001.12.10 Monday 1:28a.m. ふるさとの社宅

生まれて小学校6年の夏まで住んでいた社宅。
田舎のことだからかなり広いうちだった。
今は4階建てのマンション形式になってしまったが、何故かところどころに、古い建物が廃墟となって残っている。
懐かしくもあり哀しくもある光景だった。
何のために残されているのかは不明。
山陽本線のすぐそばにあって、当時はSLが走っていた。
その煤煙で、毎日のように廊下の拭き掃除をさせられた。
よくお手伝いをしてたなあ。

2001.12.18 Tuesday 0:57a.m. ピアノパーティー

子供が高校を卒業した時から、またピアノを復活させた。
以前は高校の先輩に個人レッスンを受けていたが、遠いせいもあって足が遠のいていた。
そうするとやはり弾かなくなり、どんどん指が動かなくなった。
そんなわけで「中高年のピアノ教室」というヤマハの教室に通い始めた。
1年に1回、クリスマスパーティーということで、この時期教室で発表会をする。
せいぜい2,30人の前で弾くだけなのに、これがものすごく緊張するのだ。
それも頭の中が真っ白になるというわけではなく、ただ手が震える。
ステージの上でやる方がそれほど緊張しない。
すぐ後でじっと見られていると、どんどん緊張してくる。
ともあれ、演奏が無事に終わると、あとは食べて飲んで、クリスマスソングを歌ったり、弾きたい人は弾いたりで楽しいパーティーになる。
1年に1度しか顔を合わすことがないので、楽しみのひとつだ。 

2001.12.18 Tuesday 1:06a.m. クリスマスリース

バレーボールの仲間から毛糸で作った可愛いクリスマスリースをいただいた。
クリスマスカラーを使って作った毛糸のポンポンを繋げて作ったもので、あったかくて可愛らしい。
思えば子供がある程度大きくなったら、何もやらなくなった。
せいぜい普通のケーキを買って食べるくらい。
子供が一人暮らしを始めてからは、それすらやらなくなっていた。
昔は一応クリスマスらしいメニュー(但し、主人が鶏嫌いのためチキン料理はないが)にして、ケーキも買って、小さなツリーなども飾ったりしたものだった。
リースをいただいてそんなことを思い出した。
今年はちょっとだけクリスマスらしくね。