不思議島クリスマス島の旅



・・・ 11月23日(木) ・・・
今朝は9時出発のネイチャーウォーキングなので、ゆっくりめに起きて、昨日買ったカップ麺の朝食。
やはり日本の物の方がおいしい。
エアコンをつけっぱなしで寝るせいか、何となく体がだるい。
食後、近くの空き地でネッタイチョウを待ってみたが、来なかった。
そばのマンゴーの木に、インペリアル・ピジョンの巣があった。

9時にお迎えが来て、また昨日のメンバーでスタート。
最初に、巨大な絞め殺しのいちじくの木がある場所に行った。
沢山のいちじくの木があり、木の根元にアカガニがいたが、今から移動だろうか?
次はブロウホールという場所へ。
トゲトゲで穴だらけの岩が続く海辺に、波が当たって噴水のように吹き上がり、穴があるため奇妙な音がするのだ。
とにかくゴツゴツしていて、まるで原始時代の恐竜でも出てきそうな風景だ。
しぶきがかかるので、カメラを向けていられない。
岩場には色々なカニがいた。
しばらく車で走り、座る場所のあるところで休憩。
面白い形の花が咲いていて、きれいな蝶もいたが、なかなか写真が撮れない。
それから、滝のある場所に行った。
15分ほど歩くと、水が流れている場所があり、そこにはブルーフラグという青いカニがたくさんいた。
さらに歩くと、一番奥に小さな滝があり、涼を求めて、ヤシガニが集まっていた。
ヤシガニは不思議な色をしていて、ハンドボールぐらいの大きさがあるのもいて、迫力がある。
なかなか面白い場所だった。
それでちょうどお昼になり、Oさんとはお別れで、ガイドのFさんと最初に行ったカフェで、昼食のハンバーガーを食べた。
Oさんは話を聞いたら、何と神奈川県の人で、学校は我が家に近い方の学校だったらしい。
感じの良い、さわやかな青年だった。

巨木の板根
巨木の板根
ブローホール
ブローホール
ブローホール
ブローホール
タイワンツグミ
人懐こいタイワンツグミ
アオガニ
アオガニたち
アオガニ
葉を食べるアオガニ
ヤシガニ
鎧を着ているようなヤシガニ
シラオネッタイチョウ
シラオネッタイチョウ
カツオドリ
悠々と飛ぶカツオドリ

16:30のお迎えまで、部屋で残った物を処分し、荷物の整理をした。
ベランダで海を見ていたら、隣の部屋の女性から声をかけられた。
多分、旅を楽しんだ?と聞かれたのだと思う。
時間になり、お迎えが来て空港へ。
まずは荷物を預けた。
出発は18:50なのでたっぷり時間がある。
小さいが免税店もあり、少しだけお土産を買った。
Fさんと、缶ビールで最後の乾杯。
30分前に飛行機が到着して、ものすごい量の荷物をおろした。
島の食料なのだろう。
Fさんに見送られて、定刻に出発した。
3時間程の旅でシンガポールのチャンギ空港へ。
小さな飛行機だが、夕食も出た。
近くの席に座っていた、大きな男性が、窮屈そうで気の毒だった。
チャンギ空港で大急ぎでお土産を買って乗り継ぎ。
成田への便はほぼ満席だった。
クリスマス島にダイビングで来ていた日本人の熟年のグループの人達も一緒だったが、その中の1人は背中が丸くなったような年齢の女性だった。
クリスマス島はダイビングには素晴らしい島だが、お金がかかるので、なかなか若い人は来られないらしい。
あと日本まで6時間、旅も終わる。