昨夜はゆっくり寝られた。
エアコンはオフにしてあるのに部屋が涼しい。
朝食は昨日と同じバイキングで、今朝はカレーにチャレンジしてみた。
なかなかおいしい。
8時半頃ホテルを出て、MRTのニュートン駅から30分ぐらい乗って、クランジという駅で降りた。
駅前のパン屋で昼食のパンを買って、タクシーに乗り、「スンゲイ・ブロー自然公園」という所に行った。
タクシーに10分以上乗ったが7ドルぐらいで、安い。
タクシーが冷えていて、外の湿度が高いので、車を降りると、カメラや双眼鏡やメガネのレンズがくもって
すぐには使えない。

スンゲイ・ブロウ自然公園
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スンゲイ・ブロウ自然公園
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ビジターセンターから入ろうとしたら、いきなりオオトカゲがお出迎えでびっくり!
約87ヘクタールの園内は3つのウォーキング・トレイルがあり、マングローブの林を見ながら歩けるように整備されている。
観察場所も沢山設置されていて、歩きやすい。
昨日ほど快晴ではないので、歩くのには助かるが、それでもすぐに汗びっしょりになった。

そこら中に咲いていた花
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ハイビスカス系の花
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水辺には沢山のサギやシギの仲間、お目当てのナンヨウショウビンというカワセミもいたが、遠いのでうまく写真が撮れない。
真黄色のコウライウグイスの仲間や、キツツキの仲間、ブッポウソウなどもいた。
ワニの絵と思われる看板があり、それらしいのが泳いでいたが、オオトカゲも泳いでいたので、ワニではないのかもしれない。
とにかくトカゲが多くて、こちらが気づかずに歩いていると、いきなりガサガサッというので思わず声が出てしまう。
でもこちらが先に見つけた時には、近寄ってものそのそっと逃げるだけだ。
昨日、ボタニックガーデンでも見たリスがいて、少々近づいても、一所懸命木に張り付いて、木の実を食べている。

木にとまるナンヨウショウビン
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ナンヨウショウビン
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チョウやトンボもきれいな色のがいろいろいた。
水の中でバシャバシャいうので何かと思ったら、カワウソだった。
小鳥もたくさんいるのだが、木の間にいると、なかなか見つけられない。
水の中には、沢山の魚とカメがいた。
昼頃になったので、一旦ビジターセンターに戻り、買ってきたパンを食べた。

羽が面白いトンボ
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真っ赤なトンボ
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蜂のようなトンボ
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美しいチョウ
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シックな色合い
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羽に黒の縁取りがある
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午前中に行かなかった方に行き始めたが、途中で雷が鳴り出し、雨もポツポツ降り出した。
スコールというほどの雨ではないが、雷は怖いので、雨がおさまるのを待って帰ることにした。
課外学習なのか、子供たちが次々にやってきた。

色鮮やかな花
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ホテイアオイ
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ビジターセンターでタクシーを呼んでもらったら、出払っていてないと言うので、バスで帰ろうと入り口まで出たら、運良く空車がきた。
クランジ駅に出て、またニュートンまで戻り、ホテルに帰った。
MRTの車内にデング熱撲滅の宣伝が貼ってあり、面白いので写真を撮った。
シンガポールではボウフラをわかすと罰金だそうだ。
迫力ある蚊の絵に中国語で字が書いてあるのだが、骨痛熱症というのがデング熱のことらしい。

MRT(地下鉄)
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どういう意味かな?
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デング熱撲滅の宣伝
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デング熱撲滅の宣伝
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デング熱撲滅の宣伝
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ホテルに戻って一休みしてから、夕食の研究。
シンガポールにはホーカーズという屋台村があるが、どうやらその一つが近くにあり、そこで食べることにした。
MRTのニュートン駅のすぐ近くにあり、「ニュートン・フード・センター」と言って、80軒ほどの店が並び、真ん中に席がある。
一回りして見ていると声がかかるが、お互いに「あっちはぼったくりだから気をつけなさい」と言い合っていて、おもしろい。
迷っていると、呼び込みに引っかかり、そこで食べた。
海老の揚げたのや、アサリの辛い料理、ヤキソバなどを食べ、ビールを飲んだら、満腹。
ビールと頼んだだけで、日本の1番高いビールを持ってくる。
メニューには値段が書いてあったので、インチキではなかった。

ニュートン・フード・センター
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ニュートン・フード・センター<
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ホーカーズ(デザートの店)
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ホーカーズ
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ホーカーズの中心部
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その後、別の店で氷のデザートとサトウキビジュースを飲んだら、苦しいくらいだった。
ホーカーズで食べるには、コツがいりそうだ。
屋外で食べるのに、全然蚊がいない。
昼間の公園では防虫スプレーをつけて、長袖、長ズボンだったにも拘らず手の指を刺されたのに。
やはりデング熱撲滅運動の効果が出ているのだろうか?
市内の高層ビル群を見ると、ニューヨークかマンハッタンかというような感じだが、ホーカーズのような場所に行くと、やっぱりアジアだなと感じる。
そういう2つの面を持った、面白い国だ。
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