シンガポールの休日

・・・ 8月13日(月) ・・・
1時間の時差があるので真夜中2:55に無事チャンギ空港に到着した。
入国審査は簡単に済んで、旅行社の迎えでホテルへ。
4時頃寝たが、7時にモーニングコールで起こされ、ホテルのレストランでバイキングの朝食。
カレーあり、中国粥あり、パンもありでなかなか楽しい。
シンガポールの公用語はマレー語、英語、中国語(北京語)、タミール語ということで、いろいろな表記が中国語、英語、マレー語の3種類あり、まさに多民族国家だ。
中国系が76%、マレー系が13.7%、インド系が8.4%、その他が1.9%、日本人は観光客以外では見当たらなかった。

8:40に旅行社が迎えに来て、1日市内観光に出た。
面積は淡路島の広さに420万人以上が住んでいるわけで、車が多く車優先の国。
車がかなりのスピードでとばすので、信号のないところで渡るのは怖いぐらいだ。
今回の旅行の唯一のオプション市内観光は、まずボタニック・ガーデンに行った。
渋滞などで時間がおせおせになって、30分ほど見ただけ。
国の花でもある蘭園を大急ぎで見ておしまいになった。
日本の皇族の名前がついた蘭などがあり、東京ドーム11個分の広さという植物園を、もう少しゆっくり見たかった。

ラン1
日本の皇室にちなんだラン
ラン2
シンガポールの国花
さそり
まさか、さそり?

そのあと、半日コースの人と1日コースの人に別れて、私達1日コースは、ジュエリー店で買い物。
というか、強制的に部屋に閉じ込められたという感じで、何も買わない人はそそくさと外に出た。
次に「マーライオン公園」に行き、30分くらい写真を撮ったり、冷たい物を飲んだり。
気温は30度ぐらいだろうか?
最低気温は24度ぐらいで湿度は高めだが、今の日本よりは余程涼しい。
シンガポールのシンボル「マーライオン」はライオンと魚が合体したもので噴水になっている。

マーライオン
マーライオン
チビマーライオン
チビマーライオン

8月9日が独立記念日で、今年は42年目、当日は花火やパレードがあったらしい。
マンションなどのあちこちに国旗が貼ってあった。
面積の狭いシンガポールは、とにかく高層ビルが多く、それも色々なデザインで面白い。
住宅も殆どが高層アパートか高層マンションだ。
住宅も高いらしい。
古いアパートではベランダがついてないので、窓からさおを突き出して洗濯物を干している。
しっかりとめておかないと、風で飛ばされてしまいそうだ。

エスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイ
ドリアンそっくりの
エスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイ
高層ビル群
高層ビル群
洗濯物
高層マンションの洗濯物

次に飲茶の昼食。
何種類かのシュウマイや肉まん、チャーハンにスープにデザートもあっておいしかった。
ビールを頼んだが、中グラス1杯8ドルでけっこう高い。
ちなみに1ドル80円ちょっとだ。
食後はブギス&アラブ・ストリートにあるサルタン・モスクを見学。
と言っても外から撮影するだけだ。
ちょうど礼拝の時間で、信者達は足を洗い、身体を清めて礼拝堂に入って行く。
コーランも聞こえた。
次は「健康食品」の店で買い物。
ここでも部屋に入れられて、健康枕の説明を20分ぐらい聞かされた。
日本人の営業マンがしゃべりまくった。
1個11,000円の枕を買っていく人がいるのには驚いた。
抗菌効果が優れていて、日本では3倍近い値段がするラテックスでできた枕だそうだ。
それから革製品の店を一回りさせられて、最後は免税店で買い物というので、私達はそこで別れた。
オプションと言っても無料の市内観光なので仕方ないが、無駄な時間だった。

サルタン・モスク
イスラム教のサルタン・モスク
ガバハッカ
ムクドリのようなガバハッカ

バスの中から大きな本屋が見えたので、まずはそこに行ってみた。
主人が鳥の図鑑を購入。
夕食はシンガポール河畔にある店で食べようと、地下鉄(MRT)でクラーク・キーという所に行ったが、外で食べるため、6時を過ぎないと店はやっていない。
川を見るとちょうどシンガポール川クルーズの船が出るところだったので、乗ることにした。
45分1周で15ドル、川風が気持ちよい。
昼間行った、マーライオン公園のところでUターンしてもどってきた。
暗くなったら、両岸のビルや店の灯りできれいだろう。

シンガポール川クルーズ
シンガポール川クルーズの船
橋
カラフルな橋
建物
カラフルな建物

ようやく開いた店で、主人希望のチリ・クラブを食べた。
チリソースをかけた蟹でおいしいのだが手がベトベト、そのほか海老とビーフンのような物にワインを頼んだら、かなり高かったが、でも満足した。
楽しそうに売るトルコ・アイスも食べてMRTでホテルのあるニュートン駅へ。
駅からちょっと道に迷ったが、人に聞きながら何とかたどりついた。

チリ・クラブ
チリ・クラブという料理
トルコ・アイス
トルコ・アイス
夜景
シンガポール川沿いの夜景

MRTはデポジット分の料金を含んだカード・チケットを買い、降りた時に、デポジット料金を払い戻すシステムになっていて、料金は安い。
車両もきれいで、郊外に出ると地上を走る。
MRTに乗って感じたのは、隣に何人がすわるかわからないわけで、中国人、マレー人、インド人、西洋人と ありとあらゆる顔の人達が乗っている。
でも多くはアジア系で、私達と変わらない顔をしているので、あまり海外に来た感じがしない。
小さな国だが、エネルギッシュだ。
くたくたになって長ーい1日は終わった。
明日から2日はフリーだ。
少しゆっくりしよう。