西オーストラリアの旅



・・・ 11月24日(木) ・・・
朝やはり5時半ごろ目が覚めた。
旅に出ると、夜寝るのが早いせいか、早起きになる。
ゆっくり朝食をとってから、8時前に出かけた。
ベルタワーの前の桟橋でガイドさんを待つ。
今日はロットネスト島1日の旅で、日本人の2人連れが3組だった。
まずは船でスワン川を下り、フリーマントルに出て、そこから海に出て島まで行く。
今日からハイスクールが休みに入ったらしく、すごい数の高校生が乗り込んできた。
うるさいのなんのって。
川はゆっくり下るが、海に出るとあっという間に島に着いた。

木の実を食べるオウム
木の実を食べるオウム
ホップのような草
ホップのような草
スワン川沿いの豪邸
スワン川沿いの豪邸
ロットネスト島(左)
ロットネスト島(左)
ロットネスト島の塩水湖
ロットネスト島の塩水湖
ムネアカセイタカシギ
ムネアカセイタカシギ

島ではまず1時間のフリータイム。
昨日までのガイドのHさんが教えてくれた塩水湖に行った。
セイタカシギ、オオアジサシなどがものすごい数、繁殖している。
何より気味の悪いのが、地面が黒くなるぐらいのハエだ。
歩くたびにサァーと音を立てて、逃げていくのだ。
このハエは人間にはまとわりつかない。
そのうち「Research Area」と書いてあるところに入ったらしく、カモメが騒ぎ始めた。
どうやら巣の近くに行ったようだ。
あわてて戻った。
塩水湖は普通の海の4、5倍の濃さで、舐めてみたらかなり塩辛かった。
時間までブラブラしてから昼食。
昔は少年院だった建物にあるレストランでバイキングだった。
今はホテルになっていて、休みの始まった子供たちで満員とか。
結婚式を挙げられる小さな教会もあった。

ブロッコリーによく似たマウルーカ
ブロッコリーによく似たマウルーカ
奇妙な花
奇妙な花
有袋類のクウォッカ
有袋類のクウォッカ
美しいインド洋
美しいインド洋
サボテンのような花
サボテンのような花
岩に打ち寄せる波
岩に打ち寄せる波

午後は2時間のバスツァーで島内巡り。
クォッカというこの島にしかいない有袋類の動物を見せてくれた。
もっともそこら中クォッカの糞だらけなので、相当な数がいるのだろうが、夜行性なのであまり見かけない。
ロットネスト島の名前の由来は「ラットの巣の島」という意味で、初めて来た人がクォッカをねずみと間違えて、そんな名前をつけたらしい。
小さいウサギぐらいの大きさで可愛い。
東西約11キロ、南北約4.5キロの島なので、一回りするにはちょうど良い。
小さいながらも起伏があり、眺めも良い。
まるでブロッコリーのような形のマウルーカは、数少ない島に昔からある木のひとつだ。
塩水湖は魚が住まないために、透きとおるような水で美しい。
さらにまわりのインド洋は一部珊瑚礁のところもあり、素晴らしい青だった。
自転車で1周する人がたくさんいた。

フリーマントルの郵便局
フリーマントルの郵便局
フリーマントルの町並み
フリーマントルの町並み
フリーマントルの町並み
フリーマントルの町並み
フリーマントルの駅
フリーマントルの駅
フリーマントルの町並み
フリーマントルの町並み
消防自動車
消防自動車

4時の船で帰るのだが、フリーマントルで降りて電車で帰ることにした。
フリーマントルの町はまるで映画のセットのような可愛らしい町だ。
一回りしてイタリアレストランでピザとワインの夕食、もう一組の日本人も一緒だった。
そして電車でパースへ、車窓から日没が見えた。
30分ほどでパースに着いたが、もう無料バスは終わっていて、又ホテルまで歩いた。
全くよく歩く。
フリーマントルで買ったワインを飲んでダウン。
オーストラリアもあと1日となった。