朝やはり5時半ごろ目が覚めた。
旅に出ると、夜寝るのが早いせいか、早起きになる。
ゆっくり朝食をとってから、8時前に出かけた。
ベルタワーの前の桟橋でガイドさんを待つ。
今日はロットネスト島1日の旅で、日本人の2人連れが3組だった。
まずは船でスワン川を下り、フリーマントルに出て、そこから海に出て島まで行く。
今日からハイスクールが休みに入ったらしく、すごい数の高校生が乗り込んできた。
うるさいのなんのって。
川はゆっくり下るが、海に出るとあっという間に島に着いた。

木の実を食べるオウム
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ホップのような草
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スワン川沿いの豪邸
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ロットネスト島(左)
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ロットネスト島の塩水湖
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ムネアカセイタカシギ
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島ではまず1時間のフリータイム。
昨日までのガイドのHさんが教えてくれた塩水湖に行った。
セイタカシギ、オオアジサシなどがものすごい数、繁殖している。
何より気味の悪いのが、地面が黒くなるぐらいのハエだ。
歩くたびにサァーと音を立てて、逃げていくのだ。
このハエは人間にはまとわりつかない。
そのうち「Research Area」と書いてあるところに入ったらしく、カモメが騒ぎ始めた。
どうやら巣の近くに行ったようだ。
あわてて戻った。
塩水湖は普通の海の4、5倍の濃さで、舐めてみたらかなり塩辛かった。
時間までブラブラしてから昼食。
昔は少年院だった建物にあるレストランでバイキングだった。
今はホテルになっていて、休みの始まった子供たちで満員とか。
結婚式を挙げられる小さな教会もあった。

ブロッコリーによく似たマウルーカ
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奇妙な花
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有袋類のクウォッカ
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美しいインド洋
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サボテンのような花
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岩に打ち寄せる波
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午後は2時間のバスツァーで島内巡り。
クォッカというこの島にしかいない有袋類の動物を見せてくれた。
もっともそこら中クォッカの糞だらけなので、相当な数がいるのだろうが、夜行性なのであまり見かけない。
ロットネスト島の名前の由来は「ラットの巣の島」という意味で、初めて来た人がクォッカをねずみと間違えて、そんな名前をつけたらしい。
小さいウサギぐらいの大きさで可愛い。
東西約11キロ、南北約4.5キロの島なので、一回りするにはちょうど良い。
小さいながらも起伏があり、眺めも良い。
まるでブロッコリーのような形のマウルーカは、数少ない島に昔からある木のひとつだ。
塩水湖は魚が住まないために、透きとおるような水で美しい。
さらにまわりのインド洋は一部珊瑚礁のところもあり、素晴らしい青だった。
自転車で1周する人がたくさんいた。

フリーマントルの郵便局
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フリーマントルの町並み
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フリーマントルの町並み
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フリーマントルの駅
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フリーマントルの町並み
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消防自動車
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4時の船で帰るのだが、フリーマントルで降りて電車で帰ることにした。
フリーマントルの町はまるで映画のセットのような可愛らしい町だ。
一回りしてイタリアレストランでピザとワインの夕食、もう一組の日本人も一緒だった。
そして電車でパースへ、車窓から日没が見えた。
30分ほどでパースに着いたが、もう無料バスは終わっていて、又ホテルまで歩いた。
全くよく歩く。
フリーマントルで買ったワインを飲んでダウン。
オーストラリアもあと1日となった。
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