西オーストラリアの旅



・・・ 11月23日(水) ・・・
5時過ぎに鳥の声で目覚めた。
しばらくうとうとしていたが5時半に起きて、6時前に散歩に出た。
初日に歩いた海辺の遊歩道を散策。
カンガルーに出合ったが、カメラを向ける前に逃げられた。
昨年、ラミントンで見たような、美しい小鳥(ムナグロオーストラリアムシクイ)も見つけた。
一回りしてから海辺に出たが、今日はイルカが来ない。
7時半になって朝食、8時の餌付けの時間になっても、まだイルカは出てこない。
飛行機の出発が、予定より1時間早まったというので、ちょっとだけお土産を買ってから片付けをして、9時からのクルージングに出かけた。
その頃、ちょうどイルカが来たらしくて、前日より観光客が多い。
モンキーマイヤー日帰りのツァーもあるので、宿泊客だけとは限らない。
今日は11頭のイルカがきていた。

ヨットのように帆を張る双胴船で出発。
しばらくするとイルカの群れが寄ってくる。
餌付けに行くイルカは雌と子供だけらしい。
さらに沖に出るとジュゴン発見。
遠くて写真は殆ど失敗だったが、親子のジュゴンだった。
帰りは船の後にネットを張り、海パンの男達が入って、洗濯機のようにもまれて大騒ぎ。
面白かった。
日本人の若者もいた。
ああいったことは、日本では考えられない。

暇そうなラクダ
暇そうなラクダ
イルカの餌付け
イルカの餌付け
沖のイルカの群れ
沖のイルカの群れ
これがジュゴン
これがジュゴン
はしゃぐ男達
はしゃぐ男達
上空から見た港町
上空から見た港町

10時15分に着いて、45分に出発というのであわててチェックアウトした。
ところがまたまた11時半まで延期というので、木陰で待ってからシャークベイ空港へ。
一緒にバスに乗った人たちは、インターナショナルだった。
イギリス人の親子、一人旅のカナダ人、シンガポールのカップル、そして私たち日本人だ。
言葉ができればもっと楽しかっただろう。
掘っ立て小屋のインターナショナルな飛行場でしばらく待たされた。
前日、モンキーマイヤーに泊まっていた日本人の団体さんと一緒で、U社のツァーだった。
考えてみれば成田でも一緒だった。
彼らは荷物を持って乗るので、あの小さな飛行機で大丈夫かと思ったが、何とか乗れた。
帰りは途中下車なしで早かった。
帰りのキャビンアテンダントは到着前から機内の掃除を始めておかしかった。

2時半ごろ無事にパースに到着。
ホテルまで送ってもらい、野鳥関係のコピーをもらって、Hさんと別れた。
Hさんはベテランで自然関係に詳しく、本当に良いガイドさんだった。
今日のように、帰りの時間が変わったりすると、英語がわからなければ対応できない。
乗り遅れたらどうしていいかわからない。
カセットプランはその間パースのホテルもキープしておくのでちょっともったいないが、モンキーマイヤーは日帰りの旅にしなくて良かった。
楽しい旅だった。

スワン川のウィンドサーフィン
スワン川のウィンドサーフィン
黄色のカンガルーポー
黄色のカンガルーポー
カンガルーポーの花壇
カンガルーポーの花壇

夕方パースの町に出て買い物をし、夕食をとってから散歩。
Hさんには酒屋のある場所を聞いておいたので、今日は無事に買えた。
スワン川に沿った遊歩道には、パースの花カンガルーポーが満開。
カンガルーの手に似た奇妙な花だ。
パースの町もだいぶ詳しくなった。