西オーストラリアの旅



・・・ 11月22日(火) ・・・
5時半頃から主人が散歩に出かけたので、こちらも目が覚めた。
6時過ぎに海辺まで出て、そこらをブラブラ、しばらくすると2頭のイルカが姿を見せた。
何人かの宿泊客が水辺で待っていると、計8頭のイルカが遊びに来る。
8時過ぎに餌付けがあるが、それまで近づいたり離れたりと大サービスだ。
ここでは人間の手から直接えさをもらう餌付けに成功したということで、観光客もだんだん増えてきた。
日によってはイルカが出てこない日もあるそうなので、ラッキーだった。

モンキーマイヤーのイルカ
モンキーマイヤーのイルカ
モンキーマイヤーのイルカ
モンキーマイヤーのイルカ
こっちも見てよ!
こっちも見てよ!
貝殻の小さな教会
貝殻の小さな教会
エミューのおとうさん
エミューのおとうさん
エミューの子供
エミューの子供

7時半に食事、そのあと餌付けを見てから、9時に観光に出発した。
やはり私達だけで、4WDの車でRさんというドライバーが案内してくれた。
今日の目的はシェルビーチとストロマトライトを見ること。
途中ラグーンを見たり、延々と続く広大な土地を見たり、草原の中にはエミューの親子がいて大喜び。
エミューは母親は産みっぱなしで、父親が子育てをするらしい。
ラグーンでは高いところから眺めたがサメがよく見えた。
Rさんのお宅に忘れ物を取りに寄ったり、貝殻でできたかわいい教会を見たりして、シェルビーチへ。
教会に使われていた白い小さな貝殻のビーチは、真っ白な貝殻に真っ青な海の色が素晴らしい。
貝殻を固めて石切り場のように切り出して、建築材料にするということだ。
さらに最古の生き物と言われるストロマトライトも珍しい光景だった。
およそ35億年前から生息する原始的な生物で、らん藻類に似た微生物が成長したものだ。
このあたりは海水の塩分濃度がふつうより高いので、天敵となる貝や魚が生息できなかったためにストロマトライトが生き残ることができたという。
ただの黒い岩のように見えるものが現在進行形で生きているというのは不思議だ。
若いのも老いたのもあり、色が違った。
さえぎるものが何もないので暑いが、ベタベタしないので熱中症になることはない。

ラグーンのサメ
ラグーンのサメ
シェルビーチ
シェルビーチ
シェルビーチの貝殻
シェルビーチの貝殻
オオトカゲの子供
オオトカゲの子供
ストロマトライト
ストロマトライト
ポンポンマラマラの仲間
ポンポンマラマラの仲間

途中でティータイムと昼食。
Rさんが持ってきたお菓子や飲み物、サンドイッチなどをいただく。
自宅で用意してきてくれた材料をはさんで食べるサンドイッチは格別だ。
主人の鳥好きを伝えてもらったので、何かいるたびに止まってくれる。
帰りも鳥がいそうなところに寄りながら戻った。
珍しい鳥やミニ恐竜のようなオオトカゲもいた。
疎林や乾燥した草原が続く中を延々と続く1本の道、民家など1軒もない。
信じられないような色の海やラグーン、インド洋も見た。
そんな中にあるゴルフ場は一体誰がやるのだろうか?
何人か会員がいるそうだが、本当かどうか疑問だ。
あそこでゴルフをやったら、途中で干からびてしまいそうだ。
ドライブを堪能して5時ごろ戻り、Rさんに別れを告げた。

一休みしてから7時に夕食。
日本人の団体が来ていた。
シーフードプレートとワインで満腹、また星を見ながら部屋に戻った。
マゼラン星雲(大、小)がよく見えた。
さすがにくたびれて早々にダウンした。