エコロッジに泊まるフレーザー島とラミントン国立公園



・・・ 11月14日(日) ・・・
5時頃から明るくなり、6時には朝食。
お腹はすいてないけれど、無理やり押し込む。
7時過ぎにブリスベンに無事到着。
時差は1時間、時計を合わせる。
同じ時間に何便か到着があったのか、空港は混んでいて、外に出るまで1時間ほどかかった。
ロビーにJ社の人が4WDで迎えに来ていて、私達のツァーは貸切だった。
23歳のMちゃんという娘のような女性が3日間ガイドをしてくれるのだ。

まずはブリスベンの市内を通って、「ローンパイン・コアラ保護区(Lone Pine Koala Sanctuary)」へ。
1927年開園の世界最大、最古のコアラ園だそうだ。
コアラ写真は前に撮ったことがあるので断ったが、写真代もツァー料金に含まれているのだからと言われて撮った。
写真ができる間、園内を見学。
ユーカリの木に放し飼いにしたコアラがいた。
色々な珍しい植物や動物、野鳥、トカゲなどもいて、なかなか見ごたえがある。
カンガルーが放し飼いになっている広場の大きな木に、ワライカワセミが飛んできたので、大喜びで写真を撮った。
Mちゃんは大学生でサイエンス専攻なので、若い女性にしては野生動物や植物に関心があって詳しい。
またまた良いガイドさんに恵まれたようだ。

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幹から直接咲く花
コアラ
放し飼いのコアラ
ウォンバット
木の中のウォンバット
ワライカワセミ
ワライカワセミ
グレイカンガルー
放し飼いのグレイカンガルー
トカゲ
大小いろいろのトカゲ
木の実
木の実
木の実のあと
左の木の実が落ちたあと
カササギフエガラス
カササギフエガラスの親子

コアラ写真を受け取ってから、いよいよ長いドライブ。
今日はフレーザー島に行くのだが、ブリスベンから300km近く離れたハービーベイという港から、夕方 船で渡ることになっている。
昼食をとる場所まで、Mちゃんの話を聞きながら、ひたすら走った。
オーストラリアの大きな道路は、どこも制限速度が100km以上なので、すごい距離を走っているわけだ。
お昼過ぎに「オージーワールド」というところに着いた。
レストランとパブ、そして小さな遊園地などがある。
営業を始める時間まで待って注文、ビールと簡単な食事にした。
たいして歩いてないので、あまりお腹もすかない。
朝、着いた時には暑いと思ったが、日陰に入るとけっこう涼しくて、ビールという気分ではなかった。

オージーワールド
オージーワールドの看板
エッタモンガ・パブ
ここで昼食
漫画の舞台
楽しい人形

食後もまたドライブ。
お腹も一杯になり、昨夜の寝不足もあり、眠ってしまった。
3時過ぎにハービーベイに到着、4時の船までひとやすみ。
どこかにとてもきれいな鳥の声がするのだが、姿が見えない。
4時、双胴船はフレーザー島に向けて出発、45分の船旅だ。

ハービーベイの看板
ハービーベイのクジラの看板
ハービーベイ
ハービーベイの船着場

フレーザー島は世界最大の砂の島。
日本の大阪府をひと回り小さくした大きさで、世界自然遺産に登録されている。
今から14万年以上前、豪雨によりオーストラリア大陸から削り取られた砂が押し流され堆積してできた島ということで、土台はすべて砂でできているが、長い間に亜熱帯雨林ができ、湖などもある。
フレーザー島のキングフィッシャーベイに着いて、遊園地の乗り物のようなのに荷物と人を乗せてホテルへ。
「Kingfisher Bay Resort & Village」というエコリゾートで自然環境を壊さないような建物になっている。
従業員も毎日船で通勤するらしい。
Mちゃんがすべて手続きをしてくれるので助かるが、日本語は通じそうにない。
夕食の時に日本人を一組見かけただけだった。
一旦、部屋で一休みしてから、海岸まで散歩したら、野生のディンゴがかなり近くにいた。
カメラを持って出なかったので残念!
あちこちにディンゴに注意の看板が立っている。
知らなければ間違えるほど犬とそっくりだ。
7時からレストランで夕食。
長い1日は終わった。
すごい星空だった。